自分を変えたい!良い未来を作りたい!という人のための経営マインドの強化書

 

チャレンジしたいなら「未来への希望」を持て!

チャレンジができない時代の終わり

16~20世紀初頭までは、チャレンジの出来る人は一部の限られた人だけでした。16世紀の暗黒時代は、宗教のもとにガリレオ・ガリレイの地動説を抹殺しました。17~18世紀の啓蒙時代では、思想のもとで粛清がなされ、続く19~20世紀は国家権力が言論を弾圧してきました。このような中で自ら言論を発信できたのは、一部の人しかできませんでした。

しかし、21世紀では私たちは自由にチャレンジできるようになっています。インターネットが権力者の影響力を超えて言葉、映像、知識までもが自由に行き来させるようになったからです。もはや、国家の違いを超えて誰もがその恩恵を受けるようになりました。

 

価値の氾濫とNo.1の消滅

ところが、このような自由を謳歌できる時代にも関わらず、新しい問題が起こっています。それは、「価値の氾濫」です。歴史上類を見ないほどの情報が世界を飛び交うようになり、今や全ての人が競合相手となりました。このため、国家、企業、個人までもが影響力を維持していくのは困難になりました。もはや、20世紀までに存在していた「No.1という立場」、つまりGDPトップ国、アイドルNo.1、時価総額No.1などが暫定的な意味でしかなくなりました。

 このことは、自らの価値を上げるのはどんどん難しくなっていることを意味します。時間とお金をかけてようやく影響力を高めても、新しい価値が次から次への現れ、これまでの地位をあっという間に奪われる。こういうことが珍しくなくなりました。

私たちは、例外なく常にチャレンジし変化することが必然となりました。さもなくば、将来的なリスクを高めることになります。

 

クレイジーと呼ばれても既成概念を打破せよ

こういった中で私たちが自らの価値を上げていくにはどうしたらよいのでしょうか。ヒントとして起業家 イーロン・マスクをあげることができます。彼は電気自動車の開発のみならず、宇宙ロケット、ハイパーループなど、これまでの交通の概念を根底から崩す事業を開発しています。

普通の人から見れば彼は明らかに「クレイジー」です。なぜなら、これらはアニメ「ドラえもん」の世界でしか実現できておらず、リアルの世界では経済性など全くないと思われているためです。

しかし、これは私たちの固定概念であるとも言えます。私たちは普段、You Tuberや有名ブロガー、大企業が優れてると決めつけがちです。ところが、これらは「過去に実現した価値」を私たちが見ているに過ぎず、「未来を構築する価値」ではありません。

 

先ほどのガリレオ・ガリレイは16世紀に火あぶりにされましたが、当時は斬新な発想でした。彼の発見した地動説は今でも私たちの役に立っています。

このような人は常に未来への希望を持って活動しているのです。

 

同時に私たちが価値を作り、自らチャレンジしていくには「未来への希望」を持つことが大切あることも言えるでしょう。