自分を変えたい!良い未来を作りたい!という人のための経営マインドの強化書

 

起業で稼ぐには? 失敗しない「2つのコツ」

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全然稼げない。
このままだと破産だ…
明日からどうやって食べていこう…

 

希望を胸に脱サラしたものの、お金がなくなって悩む起業家は多くいます。そしてお金がなくなって消費者金融に駆け込み、すぐに底をつきる。借りては無くなりでどんどん苦しくなっていきます。

一方で手軽に始められるネットビジネスに手を出しても、アフィリエイト収入がほとんど得られない人も多くいます。実際、NPOアフィリエイトマーケティング協会によると、7割の人のアフィリエイト収入が1万円以下という報告がされています。

 

 

これでは食費もままなりません。まずは、生活資金を稼いでいくことが大事です。
それでは、どうやって稼いでいくべきか、今回は起業で稼ぐための2つのコツを紹介します。

 


誤解されている「稼ぐ意味」

あまり知られていませんが、起業で「稼ぐこと」は3つのパターンに分かれます。

①お金持ちになるため
②生活の糧として
③事業を大きくするため

多くの人は①と③を一緒にしていますが、実際は全て「異なるもの」です。


①は大多数の人にとっては、貯金が増えたり持ち家を持ったりする「資産価値の増大」を意味します。

しかし、起業は資産価値の増大を行うことではありません。もし、この動機で起業を進めていならば、稼ぐ意味を「間違って理解」しています。一度手を止め、振り返ってみるべきです。

そのような人は今は起業をすべきではないからです

では、②と③はどうでしょうか?

②は当面の食費を得るための「生活資金」であり、③は進めている事業を大きくする「投資の拡大」を意味します。


つまり、①〜③の動機で「内なるもの」からのものであれば、起業を実現していくだけの可能性があると言えます。

しかし、一方で起業家の大半は赤字を抱えています。起業でやりたいことを見つけるフレームワークで紹介しましたが、多くは3年間赤字です。

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実際、私の知り合いの起業家は、事業が立ち上がるまでコンサルタントとして生活資金を稼いでいました。

このため、起業家はまず、生活資金を得て「最初の3年間の赤字をどう乗り切るか」を考える必要があります。その上で投資の拡大として「どう事業を軌道に乗せていくか」を検討していくことが必要です。

 

 

顧客をつくれ!そして目立て!

では、最初の3年間の赤字をどう乗り切ればよいのでしょうか?

それには、まずは顧客をつくることが大事です。まずは顧客をつくれ!「起業をはじめる5つのアプローチ」で説明しましたが、最初は「顧客の切実な悩み」を掴むことが最優先です。

顧客をつくるには、自分が行おうとしているサービスが必要と思ってもらうことが必要だからです。 

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そして、「自分を皆に見つけてもらい、知ってもらう」活動を行うべきです。
なぜなら皆、立ち上げようとしている起業には関心がありません。このため、「相手が必要だ」と思ってもらう活動が必要となります。 

これには、SNSでの役立つ情報発信や、コンサルタント活動、目立つ広告の掲示といったことを行わなければなりません。

広告の方法は七転八起!? 起業家カーネルおじさん を参照してみてください

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しかし、ここで重要なポイントがあります。

それは「相手から共感を得ること」です。
感謝し、相手から学ぶ姿勢が大事です。そうやって少しずつ信頼を積み上げて「あなたからでないとならない」と思われるような立場になることで、はじめて商売ができる素地が生まれるのです。

 


稼ぐための2つのコツ「請負分散」と「仕入商品」

3年の赤字の間に食べていくには、当面の生活資金を得る仕事が必要になってきます。Y-コンビネータ創業者 ポール・グラハムはこの生活資金を「ラーメン代」と呼んでいます。

 

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引用:Y Combinator創立者のポール・グレアムのアドバイス12選 | キャリアバード

 

このラーメン代、稼ぐのに効率的な方法はアフィリエイトではありません。実は「請負の仕事」なのです。アフィリエイトの何倍も稼ぐことが可能です。

 

 

①生活費を稼ぐ「請負分散」
請負は、はじめにクラウドソーシングで仕事を得て、徐々に直接顧客から請負うように移行していようにした方がよいでしょう。クラウドソーシングからの受注のままでは、中間業者から手数料が取られ、起業家が受け取れる代金がほとんど残らないためです。

この上でさらに元請を増やし、複数の会社から請負う「請負分散」を行うべきです。請負の仕事には、繁忙期と閑散期があります。仮に1つのままだと閑散期のときに仕事がもらえないことがあるためです。

そうなったらすぐに困窮してしまいます。このため、請負分散で乗り切ることが大切なのです。

 

しかし、請負の仕事は誰でもできるわけではありません。

請負はある程度の専門スキルが必要となるためです。もし、そのようなスキルがなく、食べていくにも困難であればサラリーマンに戻り、「パラレルキャリア」として起業を進めた方がよいでしょう。

そうやって生活費を稼ぎながら、「仕入商品」を利用して主事業の立ち上げを行っていかなければなりません。

 

 

②事業立ち上げを加速する「仕入商品」

多くの起業家はいきなり自前の商品を作りがちです。これでは稼げる前に多額の資金が必要となってしまいます。実はこれが破産の大きな原因となりうるのです。

このため、まずは商品を作るのではなく、他社から「仕入れる」ようにすべきです。「商品の仕入れ」ならば、すぐに稼いでいくことができるからです。


ここでは参考としてブログで販売する方法を紹介します。アマゾンや楽天の商品を販売するのがおススメです。

www.google.co.jp



 

社会的な成功より「人生の成功」を目指せ

多くの人は稼ぐ動機を「良い暮らしをしたい」と考えがちです。

しかし、これは起業においては間違っています。なぜなら、この「良い」というのは、他者を基準にした動機であり、言わば「社会的成功」にあたります。

動機を他者基準にする人は、途中で挫折するか、詐欺業者に騙されがちです。「Webサイトクリックだけで1億円稼げます」という甘い言葉に乗せられてしまうのです。

自分の内なる動機で進めなければなりません。 

 

なぜなら、起業において最も重要なことは、自分が昨日より成長することだからです。
「今の自分はきちんと他者の役に立っているか」と振り返り、自分を成長させながら前に進むことが大事です。

 

つまり、起業家は「人生の成功」を目指すことが大切なのです。