自分を変えたい!良い未来を作りたい!という人のための経営マインドの強化書

 

クルマが変わる!空飛ぶ車

鉄腕アトムで登場した「空飛ぶ車」。いよいよ実現がせまってきました。

思えば昭和の時代、21世紀は空飛ぶ車がビュンビュン走っていて、家はカプセル状、どこでも会話できるようになると信じていました。

 

しかし、周りを見渡せば実現したのは「どこでも会話」だけ。それ以外は昭和の時代とちっとも変っていません。

 

ところが、2011年にアメリカで「トランシジョン」なる空飛ぶ車が突如として出現しました。当時は4億円ほどの価格もしたそうです。

f:id:taka-yoshikazu:20181122230913j:plain

 

これを見る限り、車というより「折り畳み飛行機」ですね。でも、当時は公道を走れる立派な車でした。

しかもこのときをきっかけに、世界各地で空飛ぶ車の開発競争がひっそりと行われるようになりました。最近は大手自動車も参入するようになり、BMWトヨタパナソニックまで多くの企業がこぞって開発をしています。

 

国土交通省はこれらの状況を受けて、2020年の空飛ぶ車の実現に向けて規制などの整備に着手をはじめました。空飛ぶ車は将来的に離島・山間部の人の移動や物資輸送の手段として活用する方針とのことです。

 

空飛ぶ車、私たちには夢の実現ですが、実際に走るとなると多くの困難に直面します。道路には電線がいたるところに張り巡らされています。もし、飛行中に何らかのトラブルで道路に空飛ぶ車が離着陸すると電線に引っかかり、いたるところで停電の大騒ぎ、となってしまいます。

 

空飛ぶ車はクルマとはいえ、飛ぶ時点で飛行機同然とも言えます。ということは、日本で利用するとなるとヘリポートでの離着陸しか許可されないでしょう。しかも、パイロットの免許取得が義務づけられ、厳しい審査の上でようやく飛べる、というようなことになるのではないか、と思います。

さすがに鉄腕アトムの世界のように…とはいかないかもしれません。

 

しかし、空飛ぶ車は21世紀になってようやく実現されつつある夢の技術です。漫画で出てきた当時は、「ただの夢」でしかなかったのが、実際に出現してくると改めて「人の想像力はすごい」と感じさせられます。

 

空飛ぶ車の実現を目の当たりにすると、私達は夢を夢で終わらせることなく、想いを持って活動する必要性を強く感じさせられますね。