自分を変えたい!良い未来を作りたい!という人のための経営マインドの強化書

 

「予期せぬ成功」が重要だ! 起業家のための3つのアプローチ

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「どうすればうまくいくんだろうか…」
「これで失敗したらどうしよう…」


起業家には「あなたは正しいよ」と認めてくれる人はいません。
しかも、上手くいっている他人を見ると自分が嫌になってくる。
そして次第に「本当にある意味あるんだろうか」とだんだんと熱意を失い、やめてしまう。このような事はよく起こりがちです。

ところが一方で、熱意を失わずに成果を挙げている人もいます。
この違いは一体どこにあるのでしょうか。

今日は、これらの違いに着目し、成果をあげるにはどうすべきか考えたいと思います。

 

 

「予期せぬ成功」に焦点を当てる

起業活動はほとんど失敗します。1勝10負です。
このため多くの人は、ここで辛くなって諦めてしまいます。
しかし、失敗している中で活動していると「予期せぬ成功」で上手くいくことがあります。
実は成果を挙げている人は、ここに焦点を当てています。

例えば、私は今でこそ起業コンサルをしていますが、3年前はこのようになるとは全く考えていませんでした。
当時は2ヶ月に1回、起業イベントを開催していました。
ところが、客を呼びかけようにも、9人しか来ない。絶望的でした。

そこで、ベンチャーを立ち上げた社長と組みました。名前で売ればお客さんが来てくれるのだろうと思ったためです。
しかし、そんなことはありません。全然客が集まらず、見事失敗しました。

ところが、やっているうちに意外なことに気づきました。集客のためにブログを始めたところ、意外とブログへの反響があったのです。

そこで方針を転換しました。
「イベント事業を延期し、ブロガーとして起業家に役立つ情報を提供する」

おかげで、少しずつ認知度が向上しました。
今では2ヶ月に1回ほど起業コンサルを行い、起業を希望する人の支援をするようになっています。

 

成功のための3つのアプローチ

では、予期せぬ成功はどのようにして見つければよいのでしょうか。
起業家としては、3つのことに着目して行動することが大事です。

①自ら動き、役立つ情報を継続的に提供して周囲に認めてもらう
②有名人に頼らず、他者にとっての自分の魅力をPRする
③意外に上手くいったことについて、次の分析をして自分のやるべきことを再考する

・なぜ、上手くいったのか
・なぜ、顧客は感心を持ったのか

予期せぬ成功は、起業家にとって予想外の方向にあるだけに、それまで大切としてきたことを時に手放すことを必要とします。
このとき、「事実を認める」という謙虚さがあるかが、その後の成否を決定づけます。

起業家は、あらゆることに目を配り、そして柔軟な意思を持って活動することが大事です。