自分を変えたい!良い未来を作りたい!という人のための経営マインドの強化書

 

おもてなしの国ニッポン!

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引用:https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160331-OYT8T50040.html

 
爆買いする中国人

最近、街を歩いていると外国人が増えてきましたね。特に友人同士や家族連れの観光客だけでなく、コンビニのアルバイトも外国人だったりします。

これが3年前は、「爆買いする中国人」という観光客が多くいました。今は大分落ち着いてきたものの、1人あたり11万円と未だに大金を使って日本の商品を大量購入しています。

一体彼らは、どういう風にして日本の情報を知り、買い物をしているのでしょうか?

もしかすると、日本復活のタネが埋まっているのかもしれません。今日はここに迫ってみましょう。

 

ウェイボーの口コミ効果

中国最大のソーシャルメディア、ウェイボーによると、中国人はソーシャルメディアを通した口コミによって日本の商品を事前調査した上で買うものを決めています。
この口コミは2種類あるようです。


1.仕掛け型口コミ
ウェイボーから記事広告が投稿され、コメントや転送などを通して大量の口コミが発生します。この中国人観光客は、口コミを利用して旅行プランを検討し、各訪問地での買い物リストを作っているようです。ソーシャルメディアを通した一種の宣伝広告ですね。


2.自然発生型口コミ
①旅行中の口コミ
訪日した中国人はウェイボーでつぶやきを投稿します。それを見た他の中国人は今 後、日本への旅行計画するときの参考としているようです。


②旅行後の口コミ
帰国後に気に入った商品があった場合、越境ECなどを利用してリピート購入をしています。この際、影響力の高いソーシャルバイヤーのPRによってさらに口コミが増えるようです。

 

 

中国人の爆買いの原因

私はこの「日本での爆買い中国人」が増える背景は2つあると考えます。
中国共産党への不信
中国国内で出回る偽物商品を買うくらいならば、日本に行って買う方がよいと考える中国人は多くいるようです。中国人は偽物商品を作る業者を摘発できない共産党にいらだちを感じているのではないでしょうか。


②日本への安心感
品質の高い日本製品は粗悪な中国製品より確実な安心感を持てます。やや円高に振れたものの中国人にとっては、近くにあって手の届きやすい購買先として選ばれているようです。


③中国貿易力の増大化
近年中国経済の成長が鈍化したとはいえ、中国は強大な購買力を誇っています。一部の中国人は日本人よりはるかに裕福な暮らしをしている人もおり、日本のものを購入する余裕のある人が多いと言えます。

 

 

日本の「おもてなし力」で観光客を増やせ

1990年代、日本も貿易力が増大しました。このとき、日本人がアメリカへの購買力が増大した時期でもありました。今の中国人が爆買いするのはこれと似たような状況であると思われます。

しかし、1990年代の日本ならば「ジャパンアズナンバーワン」でよかったのですが、現在は中国人にとって「おもてなしの国ニッポン」です。

日本はこの機会を捉え、観光客増に力を入れていかなくてはなりませんね。