自分を変えたい!良い未来を作りたい!という人のための経営マインドの強化書

 

衰退する世界経済 どう対処すべきか

世界経済の低迷

世界経済の成長率は、最近あまり成長してない感覚がありますよね。
世界銀行によると、経済成長率は1963年より50年間右肩下がりであり、3%以上低下しています。このまま、あと50年もすれば、世界は今の日本同様ゼロ成長になります。

 

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引用:https://www.rieti.go.jp/users/nakajima-atsushi/serial/008.html 


実際、各国を見渡すと、先進国の成長率の低下は当然ながら、新興国はインド、ミャンマー、モンゴル、ウズベキスタン、アフリカ諸国など、経済のホワイトスペース国家と言うべき所しか成長していません。

 
つまり、ここ最近発展し始めた国を除き、各国経済は横ばいか右肩下がりになっているのです。とりわけ、2009年の世界同時不況後は、各国経済の成長が鈍化しています。

 


自由主義への失望と社会の混乱

ここでアメリカを見てみると、プアホワイトという白人貧困層が増加しています。彼らは、製造業の外国移転やリーマンショックで仕事を失った人たちです。アメリカはグーグルなどの世界最強のIT企業がある一方でこのような貧困層もいます。このような混乱が成長鈍化の一因となっているようです。
これらの層は社会への不満のはけ口として、ドナルド・トランプ氏を大統領に投票するということにもなっていきました。

 

一方でイギリス。EUに加盟したことにより移民が増え、テロなどの増加にもなっています。このための不満がEU離脱という国民投票の結果をもたらしたとも報道されています。

 

このような時代は、多くの失望をもたらし、ゼロ成長の日本で生きる私たちにも少なからず影響をもたらしています。これまで、経済成長という自由主義の希望の旗印のもとに諸外国同志協力しあっていた関係が、少しずつギクシャクしはじめてきました。

 


自ら新しい関係を作り出せ

ところが、企業ベースで見ると、大企業とベンチャーとの協働が現れてきています。その上、大企業はベンチャーのみならず、個人つまり知識労働者とのネットワークも現れてきています。
この結果、組織での仕事に加え、在宅での仕事や副業など多様な働き方が現れてきました。もはや、20世紀にあった「企業への帰属」による関係が崩壊しはじめました。

 

言い換えると、これからは組織にまかせず、自分達で切り拓いていくことが必要となります。

 

 

「人生をかけて実現する」信念を持つことが大切だ

これは、一人ひとりが人生をかけて自分の内にあるものを実現することが当たり前になるということでもあります。そのためには、自分の原点に立ち戻り、周囲の人と協力して活動することが必要となるとも言えるでしょう。