自分を変えたい!良い未来を作りたい!という人のための経営マインドの強化書

 

「学歴格差」は気のせいだ! 自分を生かすべく行動せよ

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学歴と給与格差

厚労省発表 2017年賃金構造基本統計調査によると、大学卒と高校卒の給与は50~54歳において16万円以上の格差があるとされています。
このデータを見て「やっぱり学歴は重要だ」と思った方は多いのではないでしょうか。
実際、日本人の大学進学率は81.5%もあるのですから、無理もないことです。

 

今の日本は高度経済誌長期と違い、求人に学歴格差が少なくなったとはいえ、就職内定率は学歴によって違いがあります。高卒は大学卒と比べて内定率が低く、結果として給与の低い工事現場の職人や飲食店スタッフなどに流れがちです。

 

このため、生涯給与が厳しくなる。しかも、給与が少ないために子供を大学に入れてあげるだけのお金もない。という方が近年、急増し始めています。

 


大卒も安泰ではない

では、大卒はどうでしょう。大卒の就職先は大手企業や銀行など、安定的な所を好む傾向にあります。大手企業や銀行は、大卒の優秀な人を採用したがるため、この状況になっています。

ところが、大手企業にいるから将来安心!と考えていると手痛いシッペ返しを受けることになります。

 

近年はどの企業も振るわず、軒並みリストラをはじめているからです。
例えば、富士通。2020年度をめどに5000人規模の配置転換を進め、配置転換後の仕事が合わない場合、転職を薦めるという状況になっています。
これまで総務や経理しかしてこなかった人は、リストラ要員に早変わり、となってしまうわけです。

この点から見ると先ほどの高卒と状況はあまり変わらないとも言えます。
会社のネームバリューや自分の腕を過信すると、次第に立場を失うことになります。

 


「低学歴だから絶望的」ではない  うまく行っている所へ移るべし

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引用:https://www.lifehacker.jp/2015/05/150504google.html

 

世界トップ企業Googleによると、「仕事での成功と学歴は全く無関係」であるとしています。Googleは、数万人に渡る社員の面接と業務のデータを分析したところ、リーダーとして成功するには、「一貫性を持ち、チームメンバーをサポートすること」であるとしています。

つまり、優れた人物になるには、学歴でもIQも関係ありません。
他人からの承認に突き動かされず、「人の役に立つ」という信念を持つことが必要であると言えます。

 

ところが、多くの人は老人にもなっていないのに人生を諦めがちです。
もし、今の会社での将来性に不安を感じているという人は、すぐに転職などに行動を移すべきでしょう。

 

ソニー創業者 盛田昭夫が 「過去にしがみつき通すことは不可能である」と述べるように、学歴や会社というものに依存せずに行動していくことが重要です。

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引用:盛田昭夫 名言集・ 格言│~最大級~

 

従って、私たちそれぞれが、自分を顧みて機会を捉え、能力を生かす方法を作っていくことが大切であると言えるでしょう。