自分を変えたい!良い未来を作りたい!という人のための経営マインドの強化書

 

知らなかった?起業の進め方<最終回>

周囲の目線を気にするとうまくいかない

2008年、リーマンショックによってあらゆる産業が瞬く間に変化しました。
情報端末の主流がパソコンからスマートフォンへと変わり、今や全ての人が新たな活動することが必要となっています。
その中の一つが起業です。

起業は、多くの人がはじめ鼻息を荒くして挑戦します。ですが、ほとんどの人がうまくいかなくなります。
この原因は3つあります。

①「忙しい」と言い訳し、失敗を恐れてそもそも行動しない
②機会は与えられるものと信じ、力ある者に依存する
③社会の課題解決ではなく、周囲との意地の張り合いをする

①の行動しない人が最も多いです。「失敗したらバカにされるのでは?」とネガティブな考えが浮かんで行動しません。
それどころか、行動している人を評論家ぶって攻撃もします。残念ながらこういう人は何の価値も出せません。

②力ある者に依存する人のも多いです。
勇気を出して起業系コミュニティに参加したはいいが、参加メンバーにおさまって安心する方です。

③最後に意地の張り合いをする人
起業はつまるところ、社会の課題解決の実現です。
ところが、意地の張り合いをする人は課題解決を「自分がやりたいこと」に論点を置き換えてしまいます。
このような人は、本心として「周囲との意地の張り合い」を目指しており、起業とは的なずれな方向に進みます。

これらの人に共通して言えることは、周囲の目線ばかりを意識して「内面からの意識」を重視しないためです。
では、どうしたらよいのでしょうか?

 

"突破力"を身に着ける事が不可欠

ラグビーやサッカーをみると、1人で独走して点をとる選手いますよね。あんな感じになることが大事です。
具体的には次の3つのアプローチが重要になります。

①「攻め」「攻め」「攻め」
②ステップ思考
③Whyを重要視する
④あきらめない

 

スタート段階では、誰も起業家の事など知ったこっちゃありません。
皆さん、自分のことしか興味ないためです。このような人達に起業家を知ってもらうには、「攻め」しかありません。
「攻め」「攻め」「攻め」で自分を知ってもらうのです。

また、小さなステップで成功体験を踏む「ステップ思考」も大事です。
まず、何でもいいので小さなことから達成します。上手くいけば次のレベル、として徐々に難しい課題にチャレンジしていきます。
ところが、実際は「チャレンジしたはいいがうまくいかない」ということがほとんどです。
1年半ほどチャレンジして、うまく行きそうもないことがわかったら、他の方向を試してみることが大切です。

そして「Why」。これはチャレンジがうまくいかなかったときに重要になる視点です。
自分の内面に意識を傾け、「なぜこの活動をするべきか」「なぜそれを達成したいのか」に意識し、これまでと違った視点を積極的に「発見」するのです。
その上で「他者のニーズ」と「自分の強み」にフォーカスし、それを活かせる活動を決めていきます。

最後にあきらめないこと。
どんな成功者もはじめは苦労しています。どんなことでも乗り越えるという"根性論"が重要です。

 

「あきらめない、そうすれば壁を突破できる」

うまくいくことを信じて頑張っていきましょう。