自分を変えたい!良い未来を作りたい!という人のための経営マインドの強化書

 

幸せになる秘訣! 良い人間関係が人生を豊かにする

身近な関係の「質」が重要

 故スティーブンホーキング博士が「愛する人たちが住んでいなかったなら、宇宙もたいしたところじゃない」と述べたように、幸せな人生には良い関係が不可欠です。

ハーバード成人発達研究のディレクターRobert Waldinger教授によると、75年以上にわたる心と体の健康の追跡研究の結果、良い人間関係は次の3つの効果をもたらすと述べています。

 

1.長生きができる

724人の血液や脳スキャン分析によると、健康に影響するのはコレステロール値ではなく、家族など身近な人との良い関係が重要とのことです。

身近な良い関係は精神的、身体的苦痛すら和らげ、中年以降での健康の衰えにも影響を及ぼすようです。一方で、孤独は命取りであり、家族や友人と繋がることが大切です。

しかし、同意に生涯を共にする人の有無や友人の数が必ずしも必要であるわけではないともRobert Waldinger教授は述べています。愛情の薄い家庭は離婚より健康に悪いためです。身近な人との関係の「質」が重要です。

 

2.精神的に幸福になれる

80代になると、加齢による様々な苦痛が襲ってくるようになります。しかし、パートナーと共に幸せを感じていた人は、親密な関係がクッションとなって身体的苦痛を和らげる効果があったようです。特に50代で幸せな人間関係にいた人は80代でも最も健康であるという結果だったようです。

 

3.記憶力を保てる

何かあったときに頼れる人がいると感じている人は、老年でも記憶がハッキリしているそうです。もちろん、良い関係があっても波風が立たないとは限りません。

しかし、パートナーが頼れると互いに感じている場合、例え口論しあったときでもそれが後々まで影響することはなかったともRobert Waldinger教授は述べています。

 

身近なストレスケアと社会を大事にする

これらから言えることは、最も幸せな人は人間関係を大切にする人であると言えるでしょう。もし身近で良い人間関係を築けても、失業したり、倒産したり、家族を亡くしたりといったトラウマに支配されていれば、結果的に関係が悪化してしまいます。

しかも、それだけではなく、この研究結果は感情やストレスを処理する能力についても重視すべきであることに気づかせてくれます。もし、今まさに苦しみの渦中にいるという方は、優れたサポートグループやカウンセリングを受けることが大切です。

人とのつながりを逃さないためにも、自己成長に積極的に取り組むことが大切です。

 

さらに、私たちは身近な関係を大事にするために、その周辺を取り巻く社会の関係もまた大事にする必要があります。

社会との関係を大事にすることで身近な人の関係を安全に保てるようになるためです。

 

例えば、社会に役立つこととして

SNSフォロワーに役立つ情報を発信する。

自ら責任を持って他者を助ける活動をする。

社会に役に立つ価値を自ら提供する。

などです。

 

このように、人間関係を良くして、自分のみならず他人を幸せにすることが大切であると言えるでしょう。

 

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