自分を変えたい!良い未来を作りたい!という人のための経営マインドの強化書

 

ネガティブな自分を変える方法

いつもクヨクヨと悩んでしまう。以前失敗したことにいつまでも後悔し、気が落ち込んでしまう。こんなネガティブ自分は嫌だ…

と思ったことはないでしょうか?

もし、毎日のように気が落ち込んでしまうような方は、考え方を改める工夫をしてみた方が良いかもしれません。ネガティブな自分を「意思が弱い」と自己批判し、無理をしすぎてしまうと、メンタルを病んでしまうことがあるためです。

 

私たちは、日々の暮らしをしていると、一昨日にやったことなんてほとんど忘れてしまいます。しかし、実は一日の中には「良かったこと」と「悪かったこと」が、わずかなことであっても必ず存在しています。

 

ところが、ネガティブな思考に支配されている人は「悪かったこと」ばかり執着するクセを持っています。

このような時、自分を変える方法として次のことを行うことをおススメします。

 

1.「良かったとき」と「悪かったとき」の行動を記録する

私たちは、大抵においてネガティブなことに意識しがちです。それは、「危険回避」という本能的衝動が備わっているためであるからと言えます。しかし、ここでは意識的にポジティブなことにも意識してみましょう。

①「ホッとする」「安心できた」「楽になった」などのポジティブになったときの状況や感情を記録する

②ネガティブになったときの状況や感情を記録する

③毎日記録し、一週間毎にそれを眺めてみる

 

2.自分の思考のクセを知る

自分のネガティブな習慣を改めるのは非常に困難なことです。しかし、無暗に自分を責めても改善するどころか悪化してしまいます。まずは無理に直さずに、次のことに気をつけて自分の課題を客観的に捉えてみましょう。

①記録した自分の状態から、「感情のクセ」を知る

②感情のクセではなく、「問題となる行動」を把握する

③なぜ問題となる行動をとってしまうのか、を分析する

 

3.信頼できる仲間と共に振り返ってみる

ネガティブな習慣にとって問題なのは、思考ではなく無意識にとる行動の方です。しかし、たとえ自分が問題行動をとる「メカニズム」に気づいても、変わることは簡単ではありません。そこで、信頼できる仲間とシェアし、振り返ってみることが大事です。

また、仲間との振り返りは自分への気づき以外にもう一つ効果があります。それは、「仲間からの励み」です。

ネガティブな習慣を改めるには、毎日の継続が大事ですが、孤独に進めても「良い方向へ進んでいるのか」、方向が分からなくなってきます。

このため、仲間からの励みが自分を後押しし、改善に役だってくるのです。

 

ここで大事なことは、「信頼できる仲間」をどう見つけるかですが、残念ながら家族も親友も当てにならないでしょう。同じ悩みを共有する仲間のグループに参加するか、心理カウンセリングに相談した方がよいでしょう。

 

ネガティブになる問題は誰にでも起きます。常日頃から、メンタルを安定に保つ方法を使用し、健康的で安心できる人間関係をつくっていきたいものですね。

 

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今回紹介した、自己分析の方法は「だれでもできるポスオイット分析法」がおススメです。気になった方はお気軽にご相談ください。