悩まない自分に変える思考法
悩みは行動を止める
「このままやらなかったらどうなるんだろう?でも、自分は能力がないし…」
意欲満々に取り組んだにも関わらず、起業やブログなど新しいことをはじめると、このように悩むようになることは多いですね。しかし、このような状態でいると、思考がぐるぐる廻り、いつまでも前に進むことができません。
しかも、前に進まないままでいると、自分への苛立ちが募ってきます。そして、いつの間にか「行動しない自分が正しい」と当初とは違う、捻じ曲げた結論を出してしまいがちです。
実は、心理学ではこの行動を「逃避行動」と呼んでいます。従来の習慣に慣れていることが「思考のクセ」となり、新しい習慣に適応できなくなっているのです。
その上、逃避行動は辻褄合わせの言い訳も引き起こします。思考を進まない事実に辻褄合わせをする「後付けバイアス」を引き起こします。
この結果、いつの間にか行動が止まってしまうのです。それも自分が納得したように見せかけて、です。
自分を変える思考法
逃避をするのは、内面に「自分を認めたい」と思う一方で、「認められない事実がある」と感じているためです。
特に結果を強く要求されていたり、失敗によって評価の低下が起こる環境にいると、周囲から自分がコントロールされている感覚が大きくなり、この傾向は強くなります。
さらに、逃避を続けることは、健全な人間関係を作ることもできません。思考と人間関係の負のスパイラルに陥ってしまうのです。
このため、逃避する自分を変えることが重要になってきます。これには、次のような3つの思考アプローチが有効です。
①ストレス環境から身を離す
②逃避行動をしている自分に気づく
③認められない事実を発見する
ストレス状態のままでいると、自分を客観的に見つめることが出来ません。このため、このため、落ち着いた所で自分をじっくりと見つめなおすことが大事なです。
また、逃避行動は過去の自分を振り返り、その時の他人との関わり方を思い出せば発見することが出来ます。ブログをやると言ってやらなかった、などです。
認められない事実は、ネガティブな行動をしたときの自分が「何を怖れて避けたのか」まで掘り下げることが必要です。
自分を信じて探求を楽しもう
行動できるのは自分自身のみです。他人は代わりになれません。自分の人生を自分で責任を取る気持ちを持ち、探求の過程を楽しみましょう。
自分の感覚を信じて行動をしていくことが成功への一歩になるのですから。